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【パブリックコメント=public comment】 行政による施策を原案段階で公表し、住民から意見を募り意思決定などを行う手続き。『意見公募』『意見募集』
【ワークショップ=workshop】 専門家の助言を受けながら、参加者が共同で行う研究や創作の場。研究の場合は『研究集会』、演劇などの創作の場合は『創作集会』と言い換えることができます。
【ハザードマップ=hazard map】 防災を目的に、災害に遭う地域を予測して表示した地図を指します。『災害予測地図』『防災地図』。
【セーフガード=safeguard】 世界貿易機関(WTO)で認められている措置で、輸入の急増で国内産業が打撃を受けるのを防ぐことを目的として、関税の引き上げや輸入量の制限などを行う措置です。『緊急輸入制限』『緊急輸入制限措置』。
【アカウンタビリティー=accountability】 行政や企業などが社会に対して、事業に関する情報をいつでも開示し、説明できるようにする責任を意味します。『説明責任』
【ユニバーサルデザイン=universal design】 この言葉は福祉の分野で2000年頃から使われるようになりました。障がい者や高齢者の皆さんに優しいデザイン(設計)と考えられがちですが、誰にでも使いやすく優しいデザインと捉えるべきです。そのような視点から『万人向け設計』との言い換えが有効と言われています。
【ドメスティックバイオレンス=domerstic violence】 DVの略語で知られています。一般的には『配偶者間暴力』と言い換えられますが、「家庭内暴力」とまで拡大されて言い換えられるケースもあります。
【コンプライアンス=compliance】 企業(自治体)などが法令や規則をよく守ろうとすることを意味します。『法令遵守』。
「わかりにくい外来語を分かりやすくするための言葉遣いの工夫」が提案されています。私も賛成です。多くの外来語が氾濫しています。ですから、何気なく聞き流す傾向が大きくなってしまいます。自治体などで頻繁に使われる言葉なのに、研修でその意味を問うと多くの職員がよく理解(把握)していません。意味が分からなければ調べる習慣をつけましょう。数回に亘って、外来語の言い換えに関して配信します。その前に、今回はテストです。
・ユニバーサルデザイン( )・ドメスティックバイオレンス( )・コンプライアンス( )・セーフガード( )・ハザードマップ( )・アカウンタビリティ( )・パブリックコメント( )・ワークショップ( ) etc この程度は全問正解できないと困るのですが・・・・
「高齢者、身体障がい者等の皆さんが円滑に利用できる特定建築物の建築促進に関する法律」を指します。デパート・ホテル・病院・劇場など、不特定多数の人が利用する点で公共的正確が高い建物が「特定建築物」に該当します。これらの建築物について前述の皆さん等が利用しやすい建築基準を決めたのがハートビル法で1994年9月から施行されています。
建築主は都道府県知事の指導・助言を受けますが、基準をクリアした内容で建物を整備する場合、知事の認定により補助金や税制上の優遇措置が受けられます。