優遇金利を「プライム」ということに対してその補助的なローンという意味から「サブ」が付いています。アメリカの金融機関が、比較的信用力の低い人に貸し出す住宅ローンです。通常のローンと比べて審査基準がゆるいが金利は高く設定されています。しかし、当初2年間は低い金利が設定されていますが、3年目以降は10%以上の金利を支払う場合が少なくありません。借り手は不動産(住宅)価格上昇分を担保にして、普通の「プライムローン」に借り換えることができていました。価格の伸びが止まってこの手法が使えなくなり不良債権化。株価暴落など大変な事態となりました。アメリカのみならず、多くの国がこの影響を受けています。
米政府と連邦準備制度理事会は、13日、この問題の影響で深刻な経営不安となり、株価が暴落している政府系金融会社、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対する緊急支援声明を発表しました。
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