連日の報道に、『モンスターペアレント』がますます勢いづくのではないかと心配です。教員採用をめぐる汚職事件で大分県教委は不正合格した全職員の採用を取り消すことを決定しました。確認されたのは07年度と08年度の小学校教員採用試験。改ざんによる合格者は80名中40人、何と半数が取り消しの対象になります。以前から行われていたようですが、パソコンに残っていたデータは2年間分のみ。答案用紙などはすべて年度末に廃棄されているそうです。
先週末、同県では小中高の教員採用一次試験がありました。採用枠127人に対して1704人が挑戦しました。驚きの数字です。教育者は聖職者と言いますが、この言葉も死語の感がしてなりません。
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