2010年の配信納めとなりました。月に14~15コラムの配信は本当に大変でしたが、読者の皆様の励ましを得ながら、何とか頑張ることができました。「天晴れ!」と自画自賛です。
国債や社債など一般的には安全運用される投資に、ハイリスクの金融派生商品を組み込んでリターンを増やした債権を『仕組み債』といいます。為替相場に連動しているため、契約時に設定した水準でしたらば大きな利子がつきます。しかし、設定水準を超えると資金が長期間凍結され、利子もほとんどつきません。利子の上限に比べて損失幅が格段に大きいのが特徴です。総務省によりますと、仕組み債を購入した自治体は全国で24市町村。見た目は「元本保証」となっていますが、事実上、損失となっていることは間違いないようです。
どうぞ、よい年末・年始をお過ごしください。今年一年、本当にありがとうございました。
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