「日本の下水道は世界一の技術を誇る」、といっても過言ではないそうです。ところが、この技術を支える働き手の皆さんは大半が50代。技術の継承が危ぶまれています。それに加えて配管の寿命をむかえるため費用増に各自治体は青息吐息です。さらに、地下水をくみあげて利用する病院や企業などが、ここ数年、急増しています。災害時の断水への備えになることやコストダウンにつながることが大きな理由です。水道料金が1千万から数千万単位でかかる企業にとっては、初期投資費用がかかってもコストメリットは大きいはず。一般家庭にも同様の傾向は見受けられます。
下水道事業の真価が問われる時代到来です。併せて、「地盤沈下」なども含めた議論が必要になるでしょう。
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