2011年度予算の関連法案成立が微妙な状況になってきました。①特別公債法案 ②子ども手当法案 ③税制改正法案 の3法の行方はどうなるのでしょう。
①は92.4兆円の来年度予算案のうち、赤字国債の発行などで40.7兆円の財源を賄おうとすることに関係する法案です。 ②はいまの法律の効力が3月までに成立しないと以前の制度(児童手当)が復活することになります。 ③も3月末で期限が切れる軽減税率などの優遇措置が焦点となります。
成り行きを『高みの見物』で済ませることができない現実が待っています。特に地方自治体は財源確保を含めて、事務処理などに関しても迅速な対応を求められることが必至です。「地方自治体も運営の手腕が問われる」、と、私はそう思っています。