国民健康保険の保険料を滞納し、財産を差し押さえられる世帯が増えています。朝日新聞の調査によりますと、19の政令指定都市と東京23区から回答のあった37市区の差し押さえ件数の合計が2010年までの4年間で5倍に増えました。雇用悪化を背景に国保料収納率の低下に歯止めがかかりません。(全国の収納率は09年度過去最低の88.01%、指定市と23区は85.39%でした)
差し押さえ件数を10年度でみますと、指定市では横浜(2913件)、福岡(1745件)、名古屋(1254件)の順に多く、23区は杉並区の943件が最多でした。
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