「もんじゅ」(福井県敦賀市)は、プルトニウムとウランを燃料に、消費した以上の燃料を生み出す高速増殖原型炉です。青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場とともに、核燃料開発の中核を担ってきました。しかし、原子力規制委員会は近く、日本原子力開発機構に対して、「もんじゅ」の使用停止を命じる方針を固めました。1995年にナトリウム漏れで停止。15年ぶりに運転を再開した直後の2010年には、核燃料の交換装置が原子炉容器内に落下し、再び停止しました。その後も内規に違反して1万個近い機器の点検を怠っていたことを重く見て、今回の措置となりました。これまで1兆円近い公費が投じられています。責任は誰がとるの!!
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