知っ得豆知識

母乳バンク

　小さく生まれた赤ちゃんは、免疫の働きが不十分で、さまざまな病気にかかるリスクが高い。そのリスク回避には母乳が効果的だそうです。病気や早産で母乳が出ない母親に代わり、別の女性の母乳を提供する日本初の「母乳バンク」が、昭和大小児科（東京）に誕生しました。提供された母乳にウイルスなどの感染症がないことを確認して、低温殺菌処理した後、マイナス７０度で冷凍します。提供、利用とも無料となっています。

学力検査公表アンケート

調査は文科省が７月に実施。学力検査の公表方法についてアンケートをとりました。それによりますと、「従来通り市区町村教委は公表できない」を支持する意見が、市区町村教委７９％、市区町村長６２％、都道府県教委が４３％などで、「公表禁止」支持が多数を占めました。学校や保護者も同様でした。

７０代の体力向上

文部科学省が１３日に発表した「体力・運動能力調査」で高齢者の体力向上ぶりが分かりました。７０代の体力はここ１２年で５歳ほど若返ったことになります。「握力」「上体起こし」「６分間歩行距離」などほとんどの項目がで、右肩上がりに記録が伸びています。特に７０代で顕著でした。健康への意識が高まり、スポーツクラブなどで定期的に運動する人が増えたためと分析されます。

ヘイトスピーチ

ヘイトスピーチとは『嫌悪発言』『嫌悪主張』などと訳されます。Ｈａｔｅ（＝憎む、嫌悪する）＋Ｓｐｅｅｃｈ（演説、発言）。普通の発言には使われません。自分の嫌いな対象に対して、嫌悪や憎しみを込め、それらが込められていると分かる上で発言した内容や主張のことを指します。７日の京都地裁判決（ヘイトスピーチに賠償・禁止命令）は、過激さを増す差別的な表現の抑制につながると期待される一方、言論の自由を規制するものなどと、法規制には慎重な声もあります。

１００歳以上の人数

　９月１５日時点で年齢が１００歳以上の人が、５万４３９７人になりました。昨年より３０２１人多く、過去最多を４３年連続で更新。うち女性が88%を占めています。（厚生労働省、９月１３日発表）人口１０万人当たりで最も多い都道府県は島根県（82.46人）、最少は埼玉県（24.08人）でした。国内の最高齢者は大阪市の大川ミサオさんで１１５歳です。