認可保育施設に入れない待機児童は4月1日時点で2万3167人に上りました。前年同時期よりも1796人多く、5年ぶりに増加しました。保育の受け皿は計画以上に進んでいますが、利用申込者が前年より13万人以上も増えたためです。(厚生労働省が29日に発表)
総務省が21日公表した高齢化率は26.7%、高齢者の人口推計は3384万人でした。10年前に比べて総人口は94万人減っていますが、高齢者は808万人増えています。80歳以上は1002万人(総人口の7.9%)と初めて1千万人を超えました。
安保法案審議が大詰めを迎えています。15日、理事会は再三にわたって休憩が続きました。結果、参院特別委員会は開催されず審議が持ち越されました。国会周辺では抗議行動が雨の中深夜まで続きました。民意を無視して強行採決が行われるのか、阻止されるのか、激しい攻防が続いています。
2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムの使用が撤回され白紙に戻りました。エンブレムの使用は1924年のパリ五輪が最初といわれています。これまでも盗作疑惑が浮上したことはありますが白紙撤回は初めて。五輪の歴史に汚点を残す結果となりました。
横ばいの18歳人口が再び減少に転じる「2018年問題」が近づいています。少子化の中で生き残るために大学なども経営戦略を必死で練っています。大学進学率は5割を超えますが、約4割の私大が定員割れの状況下にあります。
19日、財務省が7月の貿易統計(速報)を発表しました。それによりますと、輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は、2681億円の赤字でした。これで貿易赤字は4カ月連続となります。但し、赤字幅は昨年同月から約7割縮小しています。
九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が11日午前、再稼働しました。1号機は1984年、2号機は1985年に営業を開始しています。2014年9月に全国で初めて新規制基準を満たすと認められました。再稼働は本当に必要なのでしょうか。
自社さ連立政権の村山富市首相が戦後50年を機に発表した歴史認識に関する談話。「侵略」「反省」「こころからのお詫び」などが明記されている。その後の政権も踏襲し、日本政府の基本路線となっている。戦後70年の今年、安倍首相がどんな談話を発表するか注目されている。
厚生労働省が30日に発表した「簡易生命表」によりますと、2014年の日本人女性の平均寿命は86.83歳、男性は80.50歳でした。いずれも過去最高を更新。女性は3年連続で世界一、男性は前年の4位から3位に上昇しました。前年と比べ、女性が0.22歳、男性が0.29歳延びたことになります。
新国立競技場建設が白紙撤回となりました。それに伴い着工前段階のデザインや設計などの契約金約59億円が既に支払われていることを事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が明らかにしました。相当部分が戻らない見通しです。