レスパイトは英語で、元の意味は「振り返る」「顧みる」などの意味を持ちます。福祉の視点では、一定の期間の開放、苦役あるいは苦労から暫くの間開放して疲れを癒すことに用いられるとされており、休息、延期、猶予という意味になっているようです。
『親の介護疲れを癒し、余暇や休息をもたらすためのサービス』として、近年、自治体で積極的な事業化が進められています。但し、ショートスティ対応とはコンセプトが違うことを理解しなければならないとの警鐘があります。その基本にある理念は前回配信の「ノーマライゼーション」であると言われています。(まだまだ勉強不足でその境界線が理解できない点もありますが)具体的には、地域での生活基盤を安定させて、障がいのある本人の日常生活を尊重した援助体制を組み立てるという支援なのでしょう。
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