現在、医療費の自己負担は、3歳未満2割、3~69歳3割、70歳以上は1割(所得の多い人は2割)です。人間ひとりが生涯で必要な医療費は、実に2200万円といわれています。
平成17年度の国民医療費の総額は、33兆1,289億円。前年度より3.2%増加しました。国民医療費の内訳をみますと、被用者保険(健康保険、共済組合、船員保険)が7.4兆円、国民健康保険が7.7兆円、老人保健が10.6兆円、自己負担分4.7兆円、公費負担2.1兆円となっています。
33兆円のうち、65歳以上の患者が16.8兆円を使い、65歳未満が残りの16.2兆円となっています。65歳以上の人口は21.5%程度ですが、医療費は半分以上を占めることになります。
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