「後期高齢者医療制度」が物議をかもし出しています。新制度の概要は既に配信のとおりです。制度の詳細はともかく、連日の報道などで制度そのものへの知識は深まってきたようです。しかし、「これまでは、どんな制度だったの?」と質問すると意外と説明できる職員が少ないのです。
これまでは『老人保険制度』を適用していたのです。対象は ①75歳以上の方 ②65歳以上で一定の障がいがある方 ③昭和7年9月30日以前に生まれた方 で新制度と大差ありません。老人保健の対象になったら、『老人健康保険取得届」を提出して、「医療受給者証」と「健康手帳」の交付を受けていました。つまり、これまではお医者さんにかかるとき「保険証」「医療受給者証」「健康手帳」の三つが必要でした。
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