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世界的な金融危機は、予想以上のスピードで、地方自治体の財政運営にも影響を及ぼし始めています。金融市場から資金を集め財政運営のために活用してきた『地方債』に買い手がつかないのだそうです。東京都や大阪府などが相次いで発行中止に追い込まれました。10月だけでも、発行できなかった地方債は、総額1千億円におよぶと言われています。
これまで“リスクはゼロ”とされてきた神話が崩れたことになります。「買ったら損をしかねない」という投資家心理が地方債市場も揺さぶっているのが原因のようです。
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