前回配信の『公示地価』は都市計画区域内の土地が原則ですが、『基準地価』はそれ以外の林地などを含みます。都道府県が毎年7月1日時点の価格として、9月下旬に公表しています。調査地点数は約2万4千。公示地価との調査地点の重複もあり、調査目的(土地取引の指標・公共用地の買収指標)や価格もほぼ同じです。ちなみに固定資産税は3年に1回の評価替えに合わせ、総務省と自治体が公示地価の7割を目安に算定基準の地価を決めているとのことです。
『路線価』は国税庁が毎年1月1日時点の価格として7月に公表します。目的は相続税と贈与税の算定基準にするためです。調査地点は約38万。こちらも概ね公示地価の8割が目安といわれています。(作業を統合すればよいのでは・・・・、との思いがありますがコメントは遠慮します)
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