そう大きな扱いではありませんでしたが、新聞の片隅に『生産性首位は小矢部市』の見出しをみつけました。民間シンクタンクの関西社会経済研究所が発表した記事です。それによりますと、自治体の生産性トップは富山県小矢部市、2位は富山県滑川市、3位は北海道北斗市でした。(全国780市の生産性ランキングとして発表)
780市の2006年~07年度の決算や職員数などのデータに基づき、人口1人当たりの自治体職員の人件費を試算。ランキングの根拠となっているのはこの試算値とのことです。方法は、各自治体の職員数と給与から全体の人件費を算出。自治体間でバラツキがある面積や人口、職員の年齢構成などの影響を取り除いた上で、人口1人当たりの人件費を試算しました。
その結果、小矢部市は標準的な人件費2万5179円を大幅に下回り、1万838円となり首位に輝いたということです。最下位は大分県津久見市で、同人件費は4万6346円。業務別の調査では、徴税業務の生産性1位は愛知県豊田市で、最下位は名古屋市。窓口業務の1位は新潟県燕市で最下位は鹿児島県南さつま市。ごみ収集業務の1位は山形県の村山市で、最下位は新潟県小千谷市でした。