全国に先駆けて「年齢59歳まで、学歴制限なし」と、千葉県市川市が2003年に採用の門戸を広げました。その結果、全国から応募が殺到。人気は続き今年度採用は倍率59倍でした。7年間に採用した297人のうち約3割が30代から50代となった一方で、従来は高卒向け試験で入った職員はゼロとなり、職員の平均年齢は45歳にまで上がったそうです。今後10年で約4割が定年退職する見通し。
同市は8年ぶりに年齢と学歴の要件を採用に復活させると公表しました。参考までに、今年度の募集人数は「制限撤廃」が14人程度、「大学卒業(見込み)で来年4月1日現在で22歳~26歳」が15人程度。9月には高卒、短大卒を対象にした一般行政職の採用試験も復活させる予定とのことです。いずれにしましても、この採用方式のメリット・デメリットの実態が公開されることを期待いたします。
コメント