厚生労働省などによりますと、就職を希望する今春卒業の高校生や大学生のうち、今年1月末の時点で約2割は就職が決まっていないとのことです。この数値は平均ですから、地域によってはもっとひどい状況であることが推測できます。
総務省は、学生や既婚女性を除き、15-34歳で、アルバイトやパートで働く人らを「フリーター」と定義しています。フリーターの数が2009年平均で前年比8万人増の178万人となり、6年ぶりに増加へ転じたことが、総務省の調査で分かりました。男性のフリーターは81万人と前年より5万人増加。女性も3万人増え97万人となりました。正社員を目指しながら、当面はフリーターで生活費を稼がなければならない人も多いことでしょう。予測では、2010年も増加の可能性が大です。くじけないで就職活動に精を出してほしい、と思います。
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