非正規教員(常勤講師と非常勤講師)が増え、昨年は約10万5千人と全体の15%を占めました。この率から計算すると、「非正規教員」が7人に1人を超えることになります。背景には、財政難の自治体が、安い給料で済む非正規の採用に動いていることが挙げられます。しかし、任期が限られているため、「教育活動の水準を保てない」と懸念する声が上がっています。
常勤講師は正規教員と同じくフルタイム(週40時間)働き、学級担任もできますが、非常勤講師は「直接担当する授業だけ」「週20時間」といった限られた時間の指導しか担うことができません。(両講師とも給与面では、正職員と比べてかなりの格差があります)