「TPP」に参加する、しないで日本の政府がもめています。「TPP」とは、環太平洋パートナーシップ協定(Trans-Pacifik Partnership)のこと。2006年にシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4か国連合で始めた太平洋版EPA(経済連携協定)で、「例外なき関税撤廃」を目指しています。
海外製品が安く入る、海外にこれまでよりも安く製品が売り込めるなどのメリットがある反面、安い農作物が輸入されると、農業政策に大きな影響が出るなどのデメリットがあります。参考までに、現在、米国向けの乗用車には2.5%、トラックには25%、液晶画面には5%の関税がかかっています。輸入米には778%、牛肉には38.5%も関税をかけています。
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