「ホットスポット:Hotspot」とは、局地的にある数値が高かったり、局地的に何らかの活動が活発であったりする地点・場所・地域のことを指すための用語です。犯罪学、環境学、地学、天文学など幅広い分野でこの言葉が使われています。ここでは、「放射線防護学、放射線学」の視点からみてみましょう。
原子力事故や核実験などにおいて、点状に生じる放射能汚染(放射性物質汚染)の激しい地域。放射線の強度が強くなっている地点・地域のことを「ホットスポット」といいます。福島県伊達市などで見つかりました。原発から30キロ以上離れ、住民の避難区域の外なのに、年間の放射線量が避難の目安となる20ミリシーベルトを超えそうなところが点在しているのです。あまり神経質になるのも考えものですが、福島第一原発事故は、まだまだ安心できる状況ではありません。
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