国がお金を貸してくれた人に、「いつまでに必ず返す」ことを約束した証明書が国債です。お金を貸す人は、きちんと返してくれるかがとても心配です。その不安などを解消するために、返済力を国ごとに調べて、「AAA」などの記号で表したのが格付けです。格付け会社は、外国に本社があるムーディーズ・インベスターズ・サービス、スタンダード・アンド・プアーズ、フィッチ・レーティングの3社が有名です。スターダード・アンド・プアーズ(S&P)の格付けは21段階あります。格付けが下がると、信用保証のために金利を上げなくてはならないことが多くなります。(ギリシャは14段階格下げされ下から2番目の「CC」になり、年金利は20%にも上がってしましました)
S&Pは今年1月、日本を上から3番目の「AA」から「AAマイナス」に、8月に米国を一番上の「AAA」から2番目の「AAプラス」に格下げしました。
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