まずは単位の復習から。シーベルトは放射線による人体への影響を表す単位で、ベクレルは放射能の強さの単位です。厚生労働省は、食品に含まれる放射性物質のあらたな基準案をまとめました。暫定基準の年間5ミリシーベルト(セシュームの食品基準1㌔あたり)は、新基準では年間1ミリシーベルトになります。
子どもが放射性物質の影響を受けやすいことに配慮して、「乳児用食品」と「牛乳」は1㌔あたり50ベクレル、「飲料水」10ベクレルとしました。新基準は暫定基準より「飲料水」が20倍、「牛乳」は4倍厳しいことになります。「一般食品は5倍厳しい100ベクレルにしました。
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