« 2013年1 月 | メイン | 2013年3 月 »
土地がないため、東日本大震災の被災地で、復興住宅の建設が遅れています。さらに「地域のつながりをどう守る」かが課題となっています。
阪神大震災での復興住宅は2万5千戸。被害が大きかった神戸市中心部などで同様に用地の確保が難しく、郊外に多く新築されました。2000年から11年までの12年間に、復興住宅で誰にもみとられずに亡くなった人は700人を超えるといわれています。この教訓を生かして「孤独死」を防ぐ対策を講じなければなりません。
地方自治体の企業誘致が、曲がり角にきています。景気低迷で、誘致企業の撤退や工場の売却が相次いでいるからです。都道府県からの補助金を返金して撤退した企業の事例は、①千葉県、パナソニック茂原工場(3億4千万円)➁長野県、NECライティング伊那工場(3900万円)③三重県、エポニックモノシランジャパン(1億円)④兵庫県、パナソニック尼崎工場(12億6千万円)⑤大阪府、大日本印刷グループ(15億7千万円)凸版印刷グループ(16億8千万円) などがあります。