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米国で割安な油やガスがとれ始め、世界の産業やエネルギー情勢に影響を与えている現象。これまで採掘が難しかった頁岩(シェール)と呼ばれる岩盤層から掘り出すことにちなみ、名づけられました。この恩恵が日本企業に広がっています。ガスを掘削する機器の売り上げが伸びているほか、米国で拡大するガス関連投資に日本企業が参加する例もあります。
輸出入の差し引きである「貿易収支」、日本企業が海外で得た儲けから外国企業が日本から持ち出す儲けを引いた「所得収支」、海外旅行者らによるお金のやりとりを示す「サービス収支」、「途上国の援助などを示す「経常移転収支」の各収支を合算した全体のお金の出入りを「経常収支」といいます。11月の経常赤字額は5928億円で、これまで最大だった2012年1月の4556億円を大きく上回りました。
昨年中国で売れた新車が、世界で初めて2000万台を超えました。これは日本の4倍の数にあたります。最大市場だった米国もピークは2000年の1740万台ですから、かつてない多さです。売れ筋は日本円で約100万前後の低価格のガソリン車。4割が自国メーカーが占め、ドイツ19%、日本16%、米国13%、韓国9%と続きます。
昨年の出生数は103万1千人(▲6千人)、死亡数は127万5千人(+1万9千人)で人口の自然減は24万4千人でした。07年から連続で人口が減少しています。この傾向は相当長い期間続くとみられています。