1992年の国連の会議(地球サミット)で制定された地球温暖化防止を目的とした基本的な条約を意味します。1997年に決められた京都議定書は、この条約に基づく具体的な温暖化ガスの削減計画の枠組みです。温暖化ガスは二酸化炭素だけではありません。メタンや亜酸化窒素なども含まれます。米国は議定書からは離脱しましたが、条約の方にはとどまっています。(京都議定書ではこの削減目標が、米国7%、日本6%、EU8%となっています)
議定書の約束期間は2008年~2012年までとなっています。(この段階では2013年以降の枠組みが何も決まっていませんでした)ですから今回バリ島で開かれた会議は大きな意義を持っているのです。(続配信は次回に・・・)