COPとは国連の「気候変動枠組み条約締約国会議」、いわるる「温暖化防止会議のことを指します。13はその会議が13回目であることを意味し、今回はインドネシア・バリ島で開催されました。
今回のバリ会議の焦点は2012年に期限を迎える京都議定書以降の地球温暖化を防ぐ新たな枠組み(ポスト京都議定書)を立ち上げることでした。この会議で採択した工程表を『バリ・ロードマップ』といいます。工程表の主な柱は、①温暖化ガス削減とその手法 ②発展途上国で起きる温暖化の被害を軽減するための支援 ③途上国で温暖化ガスの排出量を減らす技術の移転 ④ポスト京都の交渉期限 の四つです。それぞれの柱の詳細説明は割愛させていただきますが、バリ会議の意義は大きく、来年のポーランド会議、再来年のデンマーク会議に向けて反映(交渉)されることになります。
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