東京都文京区の成沢広修区長(44)が、育児休暇を取得するというので話題になっています。男の「育児休暇」も珍しくなくなってきたそうですが(私など古い人間には信じられないことですが・・・)、自治体首長の育休取得は全国でも初めてだといいます。これまで、同区の男性職員育休取得はゼロ。区長が率先垂範することで、普及させたい意向があるのでしょう。成沢区長は文京区本郷生まれ。91年に当時最年少の25歳で区議に初当選。4期努めた後、07年に自民・民主・公明の推薦を受けて区長選に立ち、当選しました。
2月5日に第1子の長男が誕生。4月3日から15日まで、約2週間の育休を取ると区議会に報告済みだそうです。制度は大いに歓迎されて利用されるべきもの。但し、聞くところよりますと、多くの自治体では職員の残業問題が相変わらず改善の兆しがみえない様子。普及以前に『元から絶たなければならない課題』が山積している気がしてなりません。