認可保育所に入れない待機児童が増えています。厚生労働省は6日、今年4月1日現在で、その数が2万6275人になると発表しました。認可外施設に入りながら、認可保育所の入所待ちをしている人は1万2812人。合わせると待機児童数は4万人近くになります。
保育所の受け入れ定員は年々増えていますが、「昨今の経済情勢から女性の就職希望が増えるなど、需要が定員を上回っている」、と厚労省は分析しています。自治体別に見ますと、横浜(1552人)と川崎(1076人)、次いで札幌市(840人)、東京都世田谷区(725人)と都市部に問題が集中しています。
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