「年金支給開始68~70歳への引き上げ」。そんな構想が本気で語られ始めました。この国は実にお粗末な政治家と官僚が多いことに驚きを隠せません。年金制度改革で「100年安心」と元小泉総理が大見得を切ってから未だ7年しか経っていません。年金制度が「破綻状態」なのは周知のとおりです。
加入40年、年収平均560万をモデルケースにした場合、現行では、男性の平均寿命(79歳)までの受給総額は2789万円となります。しかし、現在49歳以下の世代が70歳からの支給となれば受給総額は1793万円となり、なんと996万円の目減りになります。この責任は誰が負う!!