流産や死産を繰り返す「不育症」。カップルの染色体や免疫の異常などが原因と考えられていますが、分からない場合も多いそうです。患者は推計で約140万人。治療すれば85%が出産できるといわれています。しかし、治療には高額な費用がかかり(月6万円強)、保険が適用されません。朝日新聞が都道府県を通じて、自治体助成について調べたところ、和歌山県、茨城県日立市、神奈川県大和市など20自治体に制度があります。うち1県13市町は、4月以降始めたばかりです。今後の制度拡大に期待します。
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