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生活保護費は国が4分の3、地方自治体が4分の1負担しています。09年度に支払われた金額が3兆円を超えました。保護受給世帯は昨年10月時点で過去最多の141万世帯。このうち障がいや病気がなく働ける年齢の世帯は23万世帯だそうです。一方で、生活保護基準以下の所得なのに受給していない世帯は、国の推定で229万世帯あります。
増え続ける生活保護の申請で財政が「火の車」の自治体が都市部を中心に拡がっています。
過去最低だった09年からにさらに4.3ポイント減って68.8%と、大学内定率が最悪です。昨年12月1日時点の文科省と厚労省の調査で分かりました。男子は70.1%、女子は67.4%で、いずれも過去最低を更新しました。大手企業志向なども内定率低迷の一因と指摘されています。
海外の学生や外国留学生の採用を広げる動きもあるようです。日本の大学生諸君は、もっと勉学に精進することを忘れないでほしいと思います。
ウーマノミクスという言葉は、「Woman」(女性)と「Economics」(経済)を組み合わせた造語です。女性の労働力を含めて、女性がこれからの担い手として経済を牽引するという考え方だそうです。「・・・だそうです」と申し上げたのは、安易に論じられる問題ではない、という背景を強く感じるからです。「男女平等度」とは何か(既配信)、「出生率」「生産人口」(既配信)など幅広い視点が必要だと思うからです。
本日は、この造語の直訳的意味の配信に留めたいと思います。但し、老婆心ながら、この言葉を女性の皆さんには、『自分勝手な理由づけ』のために乱用してほしくないと思っております。そして、私を含めて男性諸君は、この言葉の持つ意味を真摯に考えましょう。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
本コラムの初配信は2007年の4月です。あと3か月でまる5年になります。週1回の配信ですが、「何を配信しようか・・・」、と悪戦苦闘の連続です。今年も同じ繰り返しになりそうです。元々、「自治体職員ではない自分が自治体のことを知らないで研修はできない」、そんな思いから書き始めたのが動機です。『頭でっかち』は否めませんが、おかげ様で結構もの知りになりました。
何よりも嬉しいのは、『知るという』ことで観る目が変わったことです。漠然と新聞を見ていても、テレビを見ていても、向こうから「記事にして!」と語りかけてくるようになりました。そう申し上げながらも今年も配信に苦労しそうです。応援してください。それでは。